“ふるさとまるごとクリ-ンアップ作戦”の挙行について
当協会の青年部会(部会長 上原圭一)15名は、標題の作戦を7月30日、美郷町に建設中で9月末竣工予定の「カヌー艇庫建設工事」への町道2㎞において実施致しました。 これは、竣工後開催される競技大会へ、選手・応援団を配送するバスの支障となる立木を伐採して欲しいと言う多くの住民の声を聴き、ボランティアで1日行いました。
【作戦趣旨】 “道は田舎の生命線”です。田舎における移動および物流手段の大部分は“クルマ”に依存しています。 とくにこの邑智郡において、その利便性の確保は移動・物流のみならず定住化・雇用・社会福祉にいたるまで、県民生活のすべてのカギを握る大いなる課題でもあるのです。 今日にいたるまでの県・町単位の生活関連道路の整備は、田舎を守るために必要最低限の生活の利便性を確保し、その命脈をつなげるに大いなる役割を果たしてきました。 しかし、昨今のめまぐるしい社会経済環境の変化の渦中にあって、さらに田舎が生き残ってゆくためには、今まで以上に交通の利便性を確保し、県内外の目的地へのアクセスを容易にする以外には方法はありません。 生活の、そして地域経済の基盤はまず道路から、幹線道路の整備はまさに“田舎の生命線の確保”に他ならないのです。 われわれは、このたびの行動を通じ、“田舎の生命線”たる道路に社会の注目を集め、その整備の必要性を理解していただくとともに、住民として利用者として普段恩恵を受けている道路に対し、限りなき愛着と感謝の気持ちを顕すものです。